ランサーズとクラウドワークスを徹底比較!
『どちらに登録したらいいんだろう……?』
副業を始めてみようと仕事を探す中で、【ランサーズ】【クラウドワークス】という会社にたどり着いたあなたは冒頭のような疑問を抱いたことはありませんか?
今回はそんなどちらに登録しようか迷っているあなたのためにランサーズとクラウドワークスをユーザー目線から徹底比較しました。
本記事を読んでいただければ、ご自分にはどちらの会社が合っていてどちらに登録すればよいのかがきっと分かるはずです。ぜひ最後まで読んでみて下さいね。
Contents
ランサーズとクラウドワークスを比較してみた
まずランサーズとクラウドワークスの基本情報を表にして比較してみました。
会社名 | 設立 | 登録者数 | 案件数 | 手数料 |
ランサーズ | 2008年 | 約50万 | 約160万件 | 5〜20% |
クラウドワークス | 2012年 | 約200万 | 約6,500件 | 5〜20% |
※2020年4月現在
会社の設立はランサーズが先です。
しかしながらクラウドワークスは設立こそランサーズの後ですが、CMを出すなど知名度を上げ、登録者数にいたってはランサーズの約4倍です。
案件数はランサーズがクラウドワークスの約246倍と、圧倒的案件数を誇っています。
ただここで1つ注意してほしいことがあります。
実はこの数字にはランサーズ特有の募集の仕方が関係しており、それは『ランサーズは1つの案件に対して1人しか募集をかけることができない』ということです。
反対にクラウドワークスは1つの案件に対して複数人の募集が可能となっています。
例えばある人が『ブログ記事代行』という仕事で10人採用したい場合、ランサーズでは同じ仕事内容で10件募集をかけます。
これに対しクラウドワークスでは1案件で複数人の募集が可能なので、1案件の中に10人募集をかけることができます。
同じ10人募集でも案件数は10(ランサーズ)と1(クラウドワークス)ということになります。
なので案件数だけを見て単純に、ランサーズの方が仕事が多い!とはいえないので、覚えておいて下さい。
給料に直接関わってくる手数料は両社同じでした。
続いて案件数を代表的なものに絞って調べた表がこちらです。
会社名 | ライティング | web制作 | データ入力 |
ランサーズ | 約200件 | 約1,400件 | 約500件 |
クラウドワークス | 約1,400件 | 約300件 | 約300件 |
※2020年4月現在
ライティング件数はクラウドワークスが多く、WEB制作件数はランサーズの方が多いという結果でした。データ入力件数に関してはどちらもほぼ同じです。
ただこの案件数は毎日変動しますし、先ほど述べた募集のかけ方の違いもあるので、頭の片隅に置いておく程度でいいでしょう。
ここまで数字を通して各社の大まかなところがお分かりいただけたと思います。
次にそれぞれの会社の特色が出てくるサービスについて紹介していきます。
実際にランサーズとクラウドワークスを利用する中で各社サービスを通しそれぞれの持つ特徴が見えてきました。
ランサーズの特徴はスキルパッケージサービスと良質案件
ランサーズの特徴としてスキルパッケージサービスがあることと、良質な案件が多いということがあります。
それでは1つずつ解説していきます。
スキルパッケージサービス
すでに本業などで高度な経歴やスキル、もしくは趣味・特技で人より秀でたものがあればそのスキルを有形、無形関係なくパッケージ化して販売することができるというサービスです。
例えば、本業で営業職に就ている方がその経歴・スキルをオンライン上(zoomなど)やメッセージのやりとり等の形でランサーズのサイトで販売することができます。
例)営業職の方へのコーチング兼コンサルティング 30分3,500円
他にも栄養士の方が販売する、
・個人の食事や体調に合わせた健康食品に関しての知見をお伝えします。30分4,000円
というものもありました。
このように様々な職種の方々がビジネス経験で得たスキルをパッケージ化して販売していますが、一方でおもわず二度見してしまうようなものも。
以下は実際に販売されていたものです。
・パズル作成代行します!
・看護師が愚痴を聞きます1,250円!
もしあなたが長年の社会人生活で得たスキルや、もしくは趣味で勉強を続けてきたこと、得意なことがあればそれを商品として売ってみるのも面白いかもしれません。
良質な案件が多い
ランサーズは未経験の仕事がクラウドワークスと比べると圧倒的に少ないです。
裏を返せばその分安単価な案件数も少なく、比較的質の高い仕事が多いといえるでしょう。
しかし残念なことに中には高額セミナーに勧誘してきたり無理な要望を言ってくるクライアントや、音信不通になるクライアントが少ないですがいます。
そんな時ランサーズには『依頼アドバイス機能』というものがあり、この機能を通してランサーズがクライアントと直接やりとりをしてくれます。
そういったサポート体制が充実していることからも、ランサーズでなら安心して仕事ができるでしょう。
クラウドワークスの特徴は豊富な未経験OKの仕事とオススメ案件お知らせメール
クラウドワークスはなんといっても未経験OKの仕事が豊富であるという特徴があります。
また毎朝送られてくる新着の仕事情報お知らせメールがとても便利です。
それでは1つずつ解説していきます。
未経験OKの仕事が多い
実際にランサーズとクラウドワークスで『未経験』とういうキーワードを入れて検索をかけると、ランサーズが179件ヒットするのに対し、クラウドワークスは736件ヒットしました。
ライティングの仕事でいえば、ランサーズが未経験OKな案件数が25件に対し、クラウドワークスは423 件です。
しかもクラウドワークスは先ほど述べたように1案件に複数人の募集が可能であるため、実際の募集人数はもっと多いと予測されます。
全くの初心者でこれから頑張って仕事をしたいと思っているなら、仕事の案件数からみてクラウドワークスの方がチャンスは多いといえるでしょう。
新着のオススメ案件お知らせメール
メール登録をすると、クラウドワークスから自分に合いそうな新着の仕事情報が毎朝メールで送られてきます。
私自身実際お知らせメールを確認するのが日課になっています。
自分に合いそうな仕事情報のみ送られてくるのでわずらわしさもなく、仕事をチェックする習慣を与えてくれる意味でも嬉しい機能です。
目指せ!認定ランサー/プロクラウドワーカー
最後に両社共通していいな!と思ったサービスを1つ紹介しておきます。
その前に、ランサーズで仕事をする人(受注側)のことを【ランサー】と呼び、クラウドワークスでは【クラウドワーカー】と呼びます。
ある程度実績を積んで、なおかつ評価の高いランサー/クラウドワーカーは『認定ランサー/プロクラウドワーカー』と呼ばれ、プロフィールにエンブレムつきでサイト内に掲載されます。
その上ランサーズ/クラウドワークスの方から仕事を優先的に紹介してもらえるので、自分で仕事を探して応募するという手間が省けますし、高条件の案件と契約することが見込めます。
ランサーズやクラウドワークスで仕事をするならぜひここを目指しましょう。
ランサーズとクラウドワークス、登録するなら両方!
ここまでランサーズとクラウドワークスをユーザー目線で会社概要、サービスの面から比較してきましたが「どちらに登録しようかな?」と考えていたあなたには、「ぜひ両社とも登録してみよう!」とお伝えしたいです。
というのも登録料はランサーズもクラウドワークスもかかりません。無料です。
また両方登録することによって、例えばランサーズの仕事の契約が終了してしまってもクラウドワークスの仕事が継続中であれば、その間仕事を確保できている状態になります。
要は仕事がないという状況をなくすことができます。
そして2つのサイトの仕事内容を比較しながら常に自分に好条件の案件を狙うこともできます。
これだけでも両方登録する価値はあると思います。
もし掛け持ちが面倒なようなら、両社登録したのち仕事を進めていく中であなたに合う方を見極め、それから1社に絞るというのもいいかもしれません。
ランサーズとクラウドワークス、両方登録して損をするということはないので、ぜひ2社登録してご自身に合った仕事を探してみて下さい。
まとめ
ランサーズとクラウドワークスを徹底比較した結果、両社の提供するサービスにはそれぞれの持つ特徴がありました。
あなたがすでに本業で高スキルや人より秀でた特技を持っている、また良質な仕事を望むならランサーズを。
全くの未経験でWEBライターなどいろいろな仕事をしてみたいなら、未経験でもOKな仕事やライティングの仕事が多いクラウドワークスの方がトライしやすく、チャンスも多いでしょう。
ですが収入UPや仕事確保という意味でも、両社登録して活動するのがおすすめです。
今は頑張って副業だけで本業の給料より多く稼でいる人もたくさんいます。
あなたもまずは一歩踏み出し登録するところから始めてみてはいかがですか?