そうだったのか!クラウドワークスの手数料について
クラウドワークスの手数料って、仕組が少し複雑でわかりにくいですよね?
振り込まれた金額を確認してみると、「あれ、なんか少ないな…」なんて思ったり。
そこで、本記事では、クラウドワークスの料金についてわかりやすく解説します。
まず、クラウドワークスの利用料は「システム利用料」と「振込手数料」の2種類があります。
具体例を示し、説明します。(ご存じの場合は、目次2の項目へどうぞ)
Contents
システム手数料、具体例、振込手数料
次の項目から、システム利用料を具体例を踏まえて説明します。
また、振込手数料についても説明します。
システム手数料
システム手数料とは、クラウドワークスを利用して仕事の案件を受けたとき、案件の報酬額からサイト利用料として差し引かれる金額です。
以下の表のとおり、案件の報酬額に応じてシステム利用料が異なります。
20万円超の部分 10万円超20万円以下の部分 10万円以下の部分 タスク形式の場合 報酬額の5% (税別) 報酬額の10% (税別) 報酬額の20% (税別) 報酬額の20% (税別) ※2019年12月時点のもの。
引用元:クラウドワークス
具体的な例:例えばいくらもらえるの?
では、どんな仕事を受ければいくらぐらいもらえるの?と思われるかと思います。
クラウドワークスよりもらえる金額の計算式は、以下の通りです。
※手数料は、先ほどの図のように案件の報酬金額や形式によって差し引かれる金額が異なります。
例えば、一万円の案件を受注したの場合にもらえる額を計算してみましょう。
Q.一万円の案件を受注したの場合にもらえる額は?
1.報酬金額別システム利用料の割合は?
先ほどの図の「10万円以下」にあたるため、「報酬額の20%」です。
2.一万円の場合のシステム利用料は?
1万円X0.2(20%)=2000円 です。
3.では、いくらもらえるの?
先ほどの計算式にあてはめてみて……
1万円ー(1万円x0.2)=8000円です。
よって、A.8000円 となります。
口座振込手数料
口座振込手数料とは、もらえる額が口座に振り込まれる際の手数料を指します。
最近のメルカリなどでも発生する振込手数料です。
クラウドワークスの口座別振込手数料は以下の通りです。
・その他金融機関:500円
例えば、もらえる金額が「8000円」で「楽天銀行口座」に振り込む場合、「楽天銀行口座」には、振込手数料「100円」が引かれた「7900円」が振り込まれます。
手数料はなぜ高い?それでもクラウドワークスを選ぶ理由
ライター仲間の集まりでも、クラウドワークスの手数料は高すぎるとよく聞きます。
私自身も報酬金額の20%は、高すぎるのでは、、と思っておりました。
ただ、一方で打倒な金額と聞くこともあります。
なぜそういった意見が出るのでしょうか。
考察するため、以下にクラウドワークス利用する場合とクライアントと直接契約を利用する場合を比較する表をつくりました。
概要として、クラウドワークスを利用する場合では、NDA(秘密保持契約書)などの契約書などが簡単に作成できます。
また、仮払い制度などもあり、報酬単価の調整なども発生しません。
ただし、一方で、報酬単価が低いものが多い事や、システム利用料として、最大報酬額から20%を手数料として支払う必要があります。
また、クライアントと直接契約する場合では、システム利用料がかかりません。
その反面、契約書などを全て個別に締結する必要があります。
また、システムを利用しないため業務範囲や単価交渉・契約内容の確認などに思った以上に手間がかかることもあります。
比較表:「クラウドワークス」と「クライアントと直接契約」
受注方法 | 事務回り | システム利用料 |
---|---|---|
クラウド ワークス |
◎システムで事務回りが整備されているので簡単 – NDAの作成 – 仮払い制度あり |
高額 – システム利用料はmaxで報酬の20% – 口座振込手数料あり |
クライアントと直接契約 | ×事務仕事をすべて一人でする必要あり – NDAなどの契約書を個別に締結 – 請求書の発送など |
システム利用料はなし ただし、業務範囲や単価の交渉、契約内容の確認など思った以上に手間がかかることも |
見解
システム利用料は、一見高いように見えます。
一方で、当事者間のトラブルなどの防止や、業務範囲や単価交渉、契約書の締結、請求処理などを担ってくれます。
よって、ライターの仕事に集中できるため以外の仕事は発生しないため、ライター初心者には入りやすいサービスであるのではないでしょうか。
手数料を少しでも減らす3つのコツと注意点
クラウドワークスを利用する際に発生する利用料を少しでも減らすために、3つのコツをお伝えします。
安くするコツ(口座と出金タイミング指定を)
1 報酬額の振込口座を「楽天銀行」にする
他の振込口座より、一回あたりの振込で400円お得となります。
2 クイック出金の使用をしない
通常の報酬振込日の15日以外の日に口座に入金できる「クイック出金」と呼ばれる機能があります。
※この機能は、未出金の報酬が520円以上ある場合のみ、利用可能です。
この「クイック出金」はすぐに引き落とれるため大変便利ですが、使用した場合、
「システム利用料 + 振込手数料」に加えて口座に入金されるお金の3.5%の手数料が差し引かれます!
よって、「クイック出金」を利用しないようにしましょう。
3 出金方式を変更する
「随時出金方式」から「5万円以上キャリーオーバー方式」にする。
毎月3万円以上稼ぐ方で報酬金額の出金申請期限管理ができる方のみおすすめします。
なお、毎月3万円稼ぐ方で1年間あたり600円ほど節約可能です。
(詳しい説明・計算は割愛します。)
注意点
クラウドワークスのサービス利用規約では「クラウドワークス経由でクライアントと直接契約することはNG」です。
サービス利用停止やアカウント削除などにならないよう、
万一クライアントから直接契約のお誘いがあっても受けないようにしましょう。
他サービス
システム利用料を払うのに対してどうしても抵抗がある方は、振込手数料しか発生しないクラウドワークス以外のサービスを利用する方法もあります。
口座振込手数料のみかかるサイトをご紹介します。
サグーワークス :振込手数料は0~216円です。
単価の高い仕事を受けるためには
Webライターとして受注する仕事の単価をあげるためには、自己のスキルを高めることが必要です。
この記事を読むことにより、どのようなことをすることによって単価の高い仕事を受けることができるのかがわかります。
ひたすらやろう、そして、実績を作ろう
ライターは、実績を積み上げることにより、自分の価値(単価)が上がります。
よって、クラウドワークスのようなサービスで、案件をひたすら受注し、ライターとして実績を積むことが大切です。
実績ができると、クライアントとの直接契約交渉の際に実績を提示できます。
また、クライアントと契約している場合であれば単価交渉も可能です。
スキルアップのためにセミナーを受けてみよう
自分の価値(単価)をあげるために、YOUTUBEや本などで自己学習し、多くの知識を得るとこができる時代です。
一方で、特に初心者は学習する情報が本当に正しい情報かどうか個人で判断できません。
よって、正しい情報を得るために、セミナーに参加することをお勧めします。
また、セミナーに参加することでセミナー講師から仕事につながるかもしれません。
また同じ志や興味のある仲間に出会えるチャンスが広がり、そこから仕事につながる可能性も広がります。
まとめ
クラウドワークスの手数料については、安くありませんが打倒です。
システム利用料をなくすには、別のサービスを使うこともできます。
クラウドワークスは、安価なものが多いですが仕事の案件数が多いために、多くの案件を受けることが可能です。
そして、システムへシステム利用料等を払う対価によって、必要最小限の事務手手続きのみしか発生しません。
よって、クラウドワークスは初めてライターとして仕事を始めるには、とてもよい場となるでしょう。
そして、当たり前ですが、実際に「己が稼ぐ力」を身に着けることで収入はアップします。
収入をあげるため、まずは、クラウドワークスで自分自身の実績を沢山作りましょう。
そして、クライアントとの直接契約や受注単価の高い仕事に挑戦しましょう。
単価の高い仕事(スキルが求められる仕事)を得るためには、「スキルアップ」が必要です。
「正しい情報を取得すること」や「素敵な講師や仲間に出会う」ために、セミナーに参加してみましょう。