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【現役プロライターが徹底解説】Webライターの仕事内容について

 2019/12/14 webライターとしてデビューする この記事は約 11 分で読めます。
現役プロライターが徹底解説】Webライターの仕事内容について

最近、巷で人気のWebライター。
在宅ワークやノマドライフに憧れるけれども、Webライターってどんな仕事をするの?
どんなスキルが必要なの?どんな働き方ができるの?と疑問に思っていませんか?

本記事ではWebライターに興味があるけれど、自分に向いているのかが分からないという方のためにWebライターの仕事内容や必要なスキルをご紹介します。

Webライターの仕事内容は「働き方」で決まる

Webライターの仕事内容は、働き方によって大きく2つに分けることができます。

自分で営業をして仕事を得る「フリーランスとしてのWebライター」と、企業に勤めて記事の執筆や編集を行う「会社員としてのWebライター」の2つです。

雇用形態が違うことで、同じWebライティングでも仕事内容は大きく異なります。
この違いをしっかり理解して、自分にあった働き方を選べるように具体的な仕事内容をご紹介していきます。

フリーランスWebライターの仕事

フリーランスWebライターとして仕事をする際の特徴として、自分で営業をかけて受注をしていくという点があります。
この営業ができるかどうかで、実際に仕事を受注できるかがわかれます。

クラウドソーシングで活躍するフリーランスWebライター の働き方

クラウドソーシング で仕事を見つけて受注をするフリーランスWebライターの働き方をご紹介します。

特徴
クラウドソーシングとは、クラウドワークスやランサーズなどのオンライン上で仕事のマッチングをするサービスのことを言います。

様々な企業が発注をしているため、業務内容は多岐にわたり、本や映画のレビューなどの単発案件からウェブメディアの継続案件まで幅広い仕事を見つけることができます。

仕事内容の例
幅広い業務案件の中から、よくある仕事内容の例をご紹介します。

ライティングと言われて一番に思い浮かぶような案件としては、「指定されたテーマに沿った記事作成」があります。

金融や美容、医療系、旅行系など多岐にわたるジャンルから、自分の経験や興味にあったテーマの募集を選び、与えられたテーマに沿った内容の記事を執筆します。

より気軽なものでは、「口コミ・感想などの執筆」が挙げられます。
化粧品やサプリなどの口コミや、ドラマや映画の感想やあらすじなどの執筆を行う単発案件です。

まずは、ライティングの練習をしてみたいという方にはぴったりな案件だと思います。

その他に多い案件としては、「商品・サービスの紹介文」があります。
企業の製品・サービスを販売するために、商品を魅力的に、わかりやすく紹介する記事をライティングする業務です。

必要なスキル
例で挙げたように幅広い業務内容の案件が紹介されているため、仕事内容によって必要になるスキルは異なってきます。

一番重要なスキルとしては、数いるライバルの中から、いかに受注をするための営業戦略を立てられるかという点。
顔を合わせることのない顧客に信頼を持ってもらうためにコツコツと実績を重ねていく点の2点が必要になります。

企業の契約フリーランスWebライターの働き方

一般企業と契約をして仕事をするフリーランスWebライターの働き方をご紹介します。

特徴
企業と契約をして、自社のウェブサイトのコラム記事作成、ウェブ広告のキャッチコピーなど、製品を宣伝するためのライティング業務を行います。

仕事内容の例
企業によっても業務内容は異なりますが、主な仕事内容の例としては、「企画業務」「リサーチ・取材・インタビュー」「ライティング・納品」「修正・編集」があります。

「企画業務」は企業のブランドイメージにあった企業紹介や製品紹介などの記事の企画提案を行います。
企業側から執筆する記事のテーマや内容を指定されることもあります。

「リサーチ・取材・インタビュー」は企画内容に合った記事執筆のための情報収集を行います。
必要であれば、足を運んでの取材やインタビューを行うこともあります。

「ライティング・納品」では、リサーチした内容を元に記事の執筆を行います。
納品形態はWord形式やWordpressに入稿する場合などがあります。

「修正・編集」では、記事の納品後の企業側のチェックで修正が必要な場合は最終承認が得られるまで修正を行います。

必要なスキル
企業の専属ライターは製品やサービスの説明に関してのライティングを行うため、業界に関する専門知識が必要になります。
また、顧客企業のウェブを上位検索させるためのSEOの知識も重要なスキルです。

Webメディアの契約フリーランスWebライターの働き方

Webメディアと契約をして仕事をするフリーランスWebライターの働き方をご紹介します。

特徴
Webメディアを運営している企業に、メディアテーマに沿った記事を継続的に寄稿する業務です。

メディアと直接契約する場合や、クラウドワークス経由で契約する場合もあります。
執筆する記事のタイトルや文章構成をもらってライティングを行うことが多いです。

仕事内容例
美容系Webメディアの契約ライターを例に説明します。

仕事内容は「企業の専属ライター」と似ていますが、異なる点は「企業や企業の製品」のPRではなく、「メディアや記事そのもの」に興味を持ってもらう記事を作成する点です。

まずは、メディアから依頼されたテーマや構成に基づいて、その記事で読者が知りたいことをインターネットや本、インタビューなどから「情報収集・リサーチ」を行います。

リサーチで得た内容を元に「執筆・ライティング」を行います。
このとき、メディアの読者が知りたい情報を意識して書くことが必要になります。

記事完成・納品後に、メディア担当者から提出した記事の修正依頼があった際は、指示に基づき「修正」を行います。

必要なスキル
読者が知りたい有益な情報をいかに入手するかが、良い記事がかけるかどうかのキーとなります。
より価値の高い情報を入手する「情報収集スキル」が必要となります。

会社員Webライターの仕事

会社に勤めてWebライターとして業務を行う場合の多くは、ライティング以外の企画や編集、ディレクションを行うことがあり、ライティング以外のスキルが必要になることが多くなります。

Web制作会社につとめる会社員Webライターの働き方

Web制作会社に就職をして仕事をする会社員Webライターの働き方をご紹介します。

特徴
クライアント企業のWeb制作を行う企業に勤める場合、企業のWeb制作のためのコンテンツ企画から編集、その後のフォローまで幅広く行います。
ライティング業務に関しては、自身で行う場合や社内外のライターが執筆した文章を編集する場合もあります。

仕事内容例
仕事内容としては、複数のプロジェクトを担当し、クライアント企業からのヒアリングから納品、フォローまで最初から最後まで通して業務を行うことが多いです。

企画業務では、クライアント企業との打ち合わせ、ヒアリングを行います。
そして、クライアントとの打ち合わせを元にデザイナー、エンジニアと連携してWeb制作を行います。

企業によっては「ディレクション」業務を行うことや、ウェブサイトに掲載する文章のライティングを行うなど、業務内容は多岐に渡ります。

製品納品後は、Webサイトのアクセス解析から「サービス改善の施策立案」を行うこともあります。

必要なスキル
業務内容を把握し、社内外のライターやデザイナー、エンジニアにコンセプトや作業内容を伝え、納品までの指揮をとる「ディレクションスキル」が必要になります。
また、複数のプロジェクトを担当することがほとんどのため、同時進行でスケジュール管理をする能力が求められます。

クライアントからのヒアリングや社内のプロジェクトメンバーとの連携など、情報伝達が重要な場面が多く、「コミュニケーションスキル」は必要不可欠です。

Webサイト制作において、SEO対策は必須です。
ユーザーニーズの把握やキーワード選定などのSEO戦略によって、制作したWebサイトの表示順位が大きく変わるため、SEOについては特に学んでおく必要があるでしょう。

また、ユーザーを購買行動につなげるための「コピーライティング」のスキルも等しく重要になってきます。

Webメディア運営会社つとめる会社員Webライターの働き方

Webメディアに就職をして仕事をする会社員Webライターの働き方をご紹介します。

特徴
自社メディアを運営している会社の業務は、自社メディアのコンテンツ企画、構成作成から記事の外注や納品管理、アクセス解析まで多岐に渡ります。
ライティング業務に関しては、記事構成や外注ライターの記事編集を行う場合が多いです。

仕事内容の例
自社メディアのコンセプトにあった記事やプロモーションなどの「コンテンツ企画や戦略立案」などを行います。

その後、ライティングはクラウドサービスなどのライターに「外注」するか、「自身で記事を執筆」することもあります。

「外注」の場合は、企画内容に基づいた構成作成を行い、ライターへ外注・納品管理を行い、納品された記事のチェック・編集を行います。
「自身で執筆」する場合は、企画内容に基づいて、リサーチや取材を行い、記事を作成します。

コンテンツ公開後は「アクセス解析・効果測定」を行い、必要に応じて記事修正をしたり、次回記事の参考にします。

必要なスキル
自社メディアのアクセス数を増やすために「SEO・コピーライティング」を意識したキーワード選定や記事構成の作成が必要となります。

記事作成の際には外部ライターに発注することが多く、ライターの管理や納品スケジュールの管理が必要になります。
時にはデザイナーやエンジニアへの指示を出すこともあり、「ディレクションスキル」が重要です。

いかにチームメンバーを巻き込み、俯瞰した視点からメディア運営を行えるかがキーとなります。

一般企業の広報・PR担当の会社員Webライターの働き方

一般企業に就職をして、広報・PR担当として仕事をする会社員Webライターの働き方をご紹介します。

特徴
一般企業のPR・広報担当は自社のオウンドメディアのブログ執筆や商品紹介などを宣伝するコンテンツ制作、外部への発信を行います。

仕事内容例
自社のブランディング戦略や自社製品のPRの記事やプロモーションなど、集客力向上のためのコンテンツの「企画立案」を行います。

企画に基づき、ライティング業務を「記事外注」もしくは、「自身でライティング」を行います。

「記事外注」の場合、企画内容に基づいて、外部のライターへのディレクション、納品管理、記事の編集を行います。

「自身でライティング」を行う場合は、企画内容に基づいて、リサーチや取材を行い、記事を執筆します。

コンテンツ公開後は「アクセス解析」を行い、必要に応じた記事修正や分析に基づいたアクセス数アップのための施策を行います。

その他にも、記事の執筆に限らず、広報のためのコンテンツ制作(SNS運用・広告運用など)を幅広く行う企業も多くあります。

必要なスキル
自社ウェブサイトへのアクセス数を増やすためのキーワード選定や記事構成の作成のために、「SEOライティングスキル」が必要となります。

自社ウェブサイト・製品のPRをしていく際に、注目を集めるための「企画力・戦略立案力」、さらにはそれを実行することが求められます。

「フリーランスWebライター」と「会社員Webライター」の違い

フリーランスWebライターと会社員Webライターの具体的な業務内容の違いはわかったけれど、結局は私はどっちが向いているんだろう?と疑問に思う方がいるかもしれません。

端的に言えば、フリーランスは営業活動は必要でもライティングに専念したい方向け、会社員はライティング以外の業務を行うことがあっても、安定的に収入を得たい方向けです。

具体的なメリット・デメリットをご紹介します。

フリーランスWebライターの仕事のメリット・デメリット

フリーランスWebライターの仕事のメリット・デメリットをご紹介します。

メリット
フリーランスは「ライター」として仕事を受注するため、ライティング業務に専念することができます。
1つではなく様々なジャンルの企業から受注することで、幅広いライティングの仕事にチャレンジすることができ、ライティングスキルを伸ばしていくことができます。

また、会社に縛られないため、場所や時間に関係なく仕事をしやすく、自由な働き方がしやすいこともメリットの1つです。

デメリット
フリーランスの最大のデメリットは、仕事を受注するための営業スキル、営業の時間が必要になることです。

どんなにライティングスキルがあっても、仕事を受注できなければ収入に繋がりません。
顧客からいかに信頼を得て、継続案件を受注できるかがフリーランスの安定の要になります。

特に駆け出しのライターは人脈もスキルも不足しているため、コツコツと活動していく必要があります。

会社員Webライターの仕事のメリット・デメリット

会社員Webライターの仕事のメリット・デメリットをご紹介します。

メリット
会社員としてのライターは、ライティング業務に専念はできないですが、その分、企画から効果測定まで一貫して業務を行うことが多いため、ライティングや企画の成果を感じることができるのがメリットです。

また、企業に勤めているため、案件の受注の心配をすることなく業務に専念することができます。

デメリット
会社員のデメリットは業務が多岐にわたり、ライティング業務に専念できない点です。
企業に勤めることになるため、フリーランスと比較すると働き方の自由度も下がります。

まとめ

2種類のWebライターの仕事内容をご説明しましたが、同じWebライターでもフリーランスと会社員では、業務内容や働き方が大きく異なる点をご理解いただけましたでしょうか。

「営業活動は頑張れるので、ライティング業務に専念したい」という方にはフリーランスのライターを、「ライティング以外も行うけれど、安定した働き方をしたい」という方には会社員としてのWebライターとしての働き方をオススメします。

ぜひご自身の適性や興味にあった仕事内容、働き方でどちらを目指すかを選んでみてください。

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