即実践!未経験者がライターの仕事を見つける3つのポイント
何から初めてどうやって仕事を受けたらいいか分からない未経験ライターの方々のために、案件選びのポイントや注意点など、すぐに実践できる内容でお伝えしていきます。
本記事は未経験ライターの案件探しについてや、仕事を始める上での第一歩を踏み出す手助けをするものです。
この記事を読むことで、ライターとして楽しくスタートが切れればと思います。
Contents
「好き」や「得意」から選ぶ。未経験ライターの案件の絞り方
自分に合った仕事を探す際のポイントは、「好きと得意が交差するところ」「好きと得意が交わるところ」です。
例えば私の場合「英語」が好きで、貿易会社に勤めていたことがあったので英語はまあまあ得意でした。
そこで好きと得意が交差する「英語のライティング」に絞ってずっと仕事をしてきました。
最初は「好きなジャンル」や「興味の持てるジャンル」もしくは「これから何年かけても学んでいきたいジャンル」をひとつ絞ってやってみるということが、仕事を探す上でのポイントになります。
それを踏まえて、ライター未経験者の案件の絞り方を3ステップでみていきたいと思います。
ステップ1 「好き」なことをリストアップする!
まずは「好きなこと」をリストアップして紙に書き出してみてください。
また「好きなことが全然見つからないですよ!」という方は、逆に「嫌いなこと」をリストアップしてください。
嫌いなことリストの逆を考えていけば好きなことになるので、それで好きなことを見つけてください。
ステップ2 「得意」なことをリストアップする!
次に「得意」なことをリストアップしてみてください。
「得意なことってどんなこと?」というと、基本的には「人から5回以上褒められたこと」です。
「でも、得意なことなんてないですよ」という場合は、あなたが「お金と時間をかけてきたもの」を思い返してみてください。
私の場合は、英会話スクールに行ったり、英会話の教材を買ったり、結構な時間とお金を投資しました。
こういった感じでお金と時間をかけてきたものです。
例えば「コスプレ」に時間とお金をかけてきた、とか、趣味の「ゴルフ」に時間とお金をかけてきた、とか、「ダイエット」に時間をかけてきた、など、時間とお金をかけてきたものをリストアップしてみてください。
ステップ3 ステップ1と2が交差する条件の案件を探してみる!
ここまでできたら、「ステップ1と2が交差する条件」の案件を探してみてください。
つまり、「好き」と「得意」が交差する案件のことです。
こういった案件は情熱を持って仕事に向き合えます。
また、お金をもらわなくてもできるやりがいのある内容のものが見つかります。
ライターの駆け出しの頃は案件の単価も安いですし、報酬も支払われないことがあったりするので、それでもお金をもらわなくてもいい「やりがい」のある内容の仕事だったらできますよね。
そういった意味でも、「好き」と「得意」が交差するところで仕事をしていくのがおすすめです。
それでもイマイチよく分からない場合は「未経験歓迎!」とか「初心者OK」の案件を検索してそれを片端から行っていき、そして実績を作っていくという方法もおすすめです。
ネットを活用。ビジネスポータルサイトの案件に応募してみる
全くの未経験の方がライティングの仕事を見つけやすいのがビジネスポータルサイトといわれるものです。
それには例えば、クラウドワークスやランサーズなどがあります。
これらのビジネスポータルサイトを活用して実績を作るものライターへの第一歩になります。
ライター案件の応募の基準は以下の3つを参考にしてみると良いでしょう。
3つの参考ポイント
- 「好き」なこと、「得意」なジャンルの案件に応募してみる
- 「これから何年かけても学んでいきたい」と思えるジャンルの案件に応募してみる
- 「未経験OK」や「初心者歓迎」の案件に応募してみる
詳しくは前項でお伝えしましたが、①や②のような内容のお仕事は「やりがい」を持って楽しみながら取り組めるからです。
何から手をつけていいのか分からない方は③を参考にして応募しながら、自分に合ったものを見つけてみてください。
重要!ネット上で応募する際の注意点
ネット上での案件に応募する際には、気をつけなければならないことがあります。
というのも私も駆け出しの頃は、クラウドワークやランサーズで仕事をしていたのですが、「記事をちゃんと納品したのにお金が振り込まれなかった」ことや「理不尽な修正がなんども続いた」ことがあります。
また、ひどいものだと、商品を先に買わされて、先方は「あとでお金を払いますよ!」と言っていたのにも関わらず商品代が払われることなく、私が商品を買っただけで終わったという案件もありました。
お客様の質、クライアントさんの質もピンキリなので、しっかりと案件を選ばないといけません。
ただ、実績を積む上では経験も大事だと思いますので、しっかりと案件を選んでお仕事をしてみてください。
やっぱり直接会って仕事がしたい!対面での仕事を見つける裏ワザ
ネットでのお仕事もいいですが、大事なのはやっぱり「リアル!」という方にはとっておきの方法があります。
それは、対面でお会いした人に仕事を依頼することです。
ではまず、どんなことをするのかというと、中小企業の社長さんが集まるような営業系・集客系のセミナーに足を運んでみてください。
これはなぜかというと、このような営業系・集客系のセミナーにお金を払って来ているということは、つまり参加されているかたは集客に困っているということです!
ですので、私たちのクライアントさんとなるような方がたくさんいます。
つまりコピーライターの仕事がわんさとあるわけです。
しかもそういった中小企業の社長さんであれば、お金の決裁権を持っているので、非常に仕事に結びつきやすいと考えられます。
まずはそういった営業系・集客系のセミナーに足を運んでみる、そしてそこで何をするべきか?ということを3ステップでみていきたいと思います。
ステップ1 気になるセミナーにお金を払って参加する!
気になるセミナーにお金を払って参加してみてください。
お金を払って参加するというのが重要で、ある程度のお金を払って参加すると、無料で行くセミナーよりも集まる人の質がかなり上がってきます。
そしてそこにお金を払って来ているということは、ライターにもお金を出してくれる予算があるということなので、仕事に結びつきやすいとも言えます。
ですので、そういった営業系・集客系セミナーにお金を払って参加してみてください。
ステップ2 参加者さんや主催者さんと仲良くなる!
次に、その営業系・集客系セミナーに来ている参加者さんと仲良くなってみてください。
そして更におすすめなのは、そのセミナーを主催している先生と仲良くなることです。
なぜかというと、そのような営業系・集客系のセミナーを主催しているということは 、私たちのクライアントとなるような仕事をしている人達、つまり中小企業の社長さんが主催のかたの周りにたくさんいらっしゃいます。
ですので、そのつながりで「あっ君 、頑張っているからこういう仕事やってみない?」といった感じで仕事をお願いされることがあります。
私も主催者さんと仲良くなって「教えてもらったことをこうやってやりました」とマメに報告しました。
その結果、主催者さんに気に入ってもらえて、「頑張っているねっ」ということで仕事をいただけたことがあります。
ですので、参加者さんとも仲良くなり、同時に主催者さんとも仲良くなってみてください。
ステップ3 「無料で仕事をやらせてください」と頼む!
ステップ2で参加者さんや主催者さんと仲良くなったら「無料で仕事をやらせてください」と頼んでみましょう。
なぜかというと、相手も実績もない人にお金を出して仕事をお願いするというのは結構なリスクになるからです。
相手のそのリスクちょっとでも下げてあげる、なくしてあげるために、「こちらが全部無料でやるので仕事をください」というようにお願いをすると結構な確立でお仕事をいただけます。
ただ、無料でお仕事をいただいたからといって、「適当にやればいい」という訳ではなく、無料でしかもクオリティの高い記事を納品することで、次からはお金を払ってお仕事をくれるようになったりします。
また、その時はお金にならなかったとしても、それは実績になります。
その実績を積み重ねていくことが次の仕事に繋がりやすくなるので非常に大事なことです。
以上、初心者ライターが対面での仕事を見つける裏ワザでした。
まとめ
駆け出しの頃は低単価ですが、まずは実積を作るという意気込みてトライしてみてください。
そのためには、書いていて苦にならないような、「好きと得意が交差するところ」、「好き」や「得意」な分野を基準にして案件を絞ったり、また、今後長い時間をかけて学んでいきたい事などからチャレンジするのがいいと思います。
そうやって案件を選ぶことで低単価でもその案件に情熱を注げ、苦にならずに書け、また今後のための実績にもなります。