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「webライターはブログを始めた方がいい」って本当?6つのメリットと、失敗しないためのポイントをご紹介

 2020/05/22 webライターとしてスキルアップする この記事は約 16 分で読めます。
「webライターはブログを始めた方がいい」って本当?6つのメリットと、失敗しないためのポイントをご紹介

「webライターはブログを始めた方がいい」って聞いたことありませんか?

でも、「仕事以外にも文章書くのつらい」「大変そう」「特に書きたいがことない」そう思うwebライターさんも多いはず。

たしかに、報酬が約束されてもいないのに、自主的に始める気にはなかなかなれないのもわかります。

実は、webライターのブログを運営には、6つの大きなメリットがあるのです。
メリットを得るのに大切なのは、3つのポイントを意識するということ。

この記事では、webライターがブログを始めるにあたって意識すべき3つのことと、それによって得られる6つのメリットをご紹介していきます。

メリットとそれを得る方法がわかれば、webライターがブログを始めるべき理由がわかります。

 

Webライターがブログを始めるときに意識すべきこと

ブログが効果を上げるには、はじめに下記の3つを意識しておく必要があります。

ブログが効果を上げるために意識すべき3つのポイント

  • ブログのメリットを理解する
  • 書くテーマを選ぶ
  • 書くツールを選ぶ

ブログを始めても、何となく始めて特によい効果も感じられないなんてことになると、なんで書いているのかわからなくなります。
結果、中途半端な状態で更新を止めてしまうことになるでしょう。

せっかくブログを始めるのであれば、「ブログを始めてよかった」と思える、効果が出るものに育てたいですよね。
そのために、はじめに上記3つのことを意識することをお勧めします。

以下、ひとつずつ解説していきます。

 

あなたのブランド力と報酬をアップさせる「6つのメリット」

webライターがブログを始めることには、6つのメリットがあります。
すべてを最大化できれば、あなたのライターとしてのブランド力と、報酬の両方をアップさせることが可能です。

ブランド力アップ

  • ライティングの練習になる
  • 実績になり、資産にもなる
  • 自分の得意ジャンルを書くことで専門性をアピールできる

報酬アップ

  • ブログ経由でライティングの仕事を受注できるようになる
  • webライターにとって必須スキルであるSEO対策を理解できる
  • アフィリエイトやアドセンスで収益を得ることができる

大切なのは、ブログ開始時にこの6つのメリットを理解し、意識して最大化することです。

以下、メリットと最大化のコツをご紹介します。

 

ライティングの練習になる

ブログは積み上げていくメディアです。
例えば「毎日1記事はアップする」と決めて書くことを習慣化したら、間違いなくライティングスキルは上がります。

まず、はじめは時間が掛かるかも知れませんが、習慣化すれば単純に書くスピードはアップしていきます。
また、毎日書くとなると日々の生活で見たもの聞いたものに敏感になり、それをどう伝えるか考える癖がつきます。

数日前の記事を読み返して、「もっとこう書いた方がわかりやすいな」と客観的に気づくこともあるでしょうし、その気づきをすぐに次の記事に反映させることができます。

ブログはクライアントワークと違い、日々ライティングスキルを積み上げることができる場なのです。

 

メリット最大化のコツ

記事を書いたら書きっぱなしではなく、必ず読み返しましょう。
音読もお勧めです。

身近な人にブログを紹介して、読んだ感想をもらうこともよいでしょう。
知り合いのwebライターに読んでもらって、文章的なミスや癖を指摘してもらうのもスキルアップに役立ちます。

また、時間を置いて自分で読んでみると、より客観的に読めるので、文章のリズムの悪さやわかりづらさ、もっといい構成や表現に気づくこともあるでしょう。

要は、客観的な視点により日々ライティングスキルをアップされる場として、大いに活用してください。

 

実績になり、資産にもなる

ブログはあなたの書いた文章の実績を集めたもの、つまりポートフォリオになります。

ライターとしての仕事に応募する際、文章力や構成力、発想力はもちろん、記事の量産により根気もアピールすることもできます。
メディアとしての企画力や人柄も見せることができるでしょう。

また、日々書き綴るブログは、webライターとしてのあなたの資産そのものです。

依頼された仕事で書く文章はクライアントのものですが、ブログは純粋なあなたの資産。
ブログ記事をまとめて出版することもできますし、共感してくれるファンを獲得することもできます。

どんどん投稿が流されていくSNSとは別に、個人的な資産をweb上に持つことは、特にこれからの時代において、大きな力になるでしょう。

 

メリット最大化のコツ

実績・資産にするには、中途半端なクオリティーの文章を量産しても仕方がありません。
記事数を増やすに越したことはありませんが、毎日更新を自分に課して、途中で息切れしてすぐ止めてしまっては、自信を持って見せられる実績になりません。

コンスタントに納得のいく記事を挙げられるように、無理のないペースで自分を習慣づけることがおすすめです。
たとえば毎週◯曜日と◯曜日はブログをアップする日とすると決め、それ以外の日はネタを集めたり構成を考える日にしてみましょう。

文章量も無理ない程度に、かといって読み応えはあるよう、「良質の記事をコンスタントにアップ」することが大切です。

 

自分の得意ジャンルを書くことで専門性をアピールできる

ブログで書くテーマは、あなたが自由に設定できます。
仕事では書く機会がなかったかも知れない、あなたの好きなスポーツのこと、旅行のこと、料理のこと、勉強していることなど、何でも好きに書けます。

好きなことを好きなだけ書くほど、あなたはその分野の知識量が多い、いわば専門性を持ったライターとして見られます。

依頼する側からすれば、その記事の分野のことをよく知っているライターに依頼したいのは当然のこと。
ブログは、「仕事でもないのに書く」のではなく、仕事ではないからこそ好きに楽しんで書ける場なのです。

どんな内容を書いたらいいかは、下の「Webライターがブログに書くべき内容」をお読みください。

 

メリット最大化のコツ

専門性をアピールするためには、好きなことといっても手当たり次第思いついたことを書くのでは意味がありません。

食べたもの、買ったもの、見たテレビを並べただけでは、ただの日記ブログになってしまい、何の専門性もアピールできなくなります。

基本的にはテーマはひとつに絞り、「◯◯のことを書いている人、〇〇に詳しい人」という見せ方を意識しましょう。
つまりブログはブランディングの場でもあるのです。

もしテーマが複数に渡る場合は、できれば2つ、多くても3つまでとし、ブログ上でカテゴリ分けをしましょう。
ただし、それが「〇〇と〇〇と〇〇に詳しい人」と見えるか、何の印象にも残らないかは、それぞれのカテゴリの記事数とクオリティによるため、ますますハードルが高くなります。

少なくともはじめはテーマはひとつだけとし、「〇〇に詳しい人」というブランディングを確立しましょう。

 

ブログ経由でライティングの仕事を受注できるようになる

あなたのブログに興味を持つ人が増えれば、その中に発注したいと思う人が出てきます。
webメディアの運営者などは文章や構成力を見るでしょうし、特定の分野の記事を書けるライターを探している人はキーワード検索であなたのブログを見つける可能性があります。

自分から応募するクラウドワークスなどのサービスと違い、あなたのブログを見て来る仕事は、より高額の報酬を得られる可能性がとても高くなります。

 

メリット最大化のコツ

上に書いた「実績」「専門性」と大きくつながるところです。
文章力や人柄はアピールできているか?ライターとしてのブランディングはできているか?
随時客観的な目線でチェックして見ましょう。

当然ですが、「仕事がなくて最近せどりを始めたがうまくいかない」などと書けば、この人は本当にwebライターをやる気があるのか疑わしく思われるでしょう。

webライティングの仕事を依頼したくなるブログになるよう、常にクライアントを意識した記事を書きましょう。

 

webライターにとって必須スキルであるSEO対策を理解できる

専門性が高い記事を書くことは、あなたのブランディングにとってだけではなく、SEO的にも大変重要です。

Googoleが提唱する「E-A-T」は、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、 Trustworthiness(信頼性)の頭文字で、Googleのサイト評価基準のひとつとなっています。
その中でもはじめに置かれていることから、GoogleがSEO的に「専門性」を重視していることはおわかりいただけますよね。

ブログという自分のメディアを持つことで、書いた記事のSEOの効果を自分で検証し、改善することができます。
あなたの書いた記事の専門性が、Googleにとってどのように評価されているか、実践で理解できるのです。

webライターにとってSEOは重要なスキルですが、依頼された仕事では、サイトはクライアントのもの。webライターが記事公開後に分析をしたり、改善を行うなどということはできません。

それが自分のブログであれば、SEOの観点から仮説を立てて実験的な記事を書くこともできますし、その効果を検証して即時に修正を行い、またその効果を見守ることもできます。

つまり、SEOについて本当に理解するためには、ブログという自分のメディアを持つことがいちばんの早道なのです。

 

メリット最大化のコツ

Googleに評価される専門性の高い記事を書くためには、書こうとしているジャンルのブログを調査し、ポジショニングや検索ワードをあらかじめ設計しておきましょう。

ライターとしてのブランティングの意味では、好きなことを好きなように書くだけでもいいのですが、SEO理解のためには同時に、計画や分析をする理性も持っておきたいところ。

公開したら効果検証して、その記事を改善するのもいいでしょうし、次の記事に生かすのもいいでしょう。

クライアントワークは納品すれば完了ですが、ブログは育てるものです。
いわゆるPDCAを意識しながら最新のSEOを理解していきましょう。

 

アフィリエイトやアドセンスで収益を得ることができる

あなたのブログにアフィリエイトやGoogleアドセンスなど、広告の仕組みを取り入れれば、そこからの収益も見込めます。

特にアフィリエイトは、ただ広告を貼るだけではなく、あなたのコピーラインティングで商品を魅力的に紹介し、購入に結びつける仕組みです。
つまり、ライターとして販促に直接関与でき、その成果が報酬に結びつくのです。

セールスコピーの案件を初心者が獲得するのはなかなか難しいですが、ブログであればその経験が積め、しかも上達すれば報酬にも反映されます。

 

メリット最大化のコツ

まず大切なのは、あなたのブログがGoogleに評価され、ターゲットに認知されること。
「息切れしないペースでの習慣化」により記事を量産し、日々のライティングで記事のクオリティを上げることで、あなたのブログは徐々に評価が上がっていき認知が広がります。

記事のクオリティを上げるには、GoogleのWebサイトの評価基準のひとつであるE-A-T(Expertise:専門性、Authoritativeness:権威性、 Trustworthiness:信頼性)を意識して専門性が高いサイトを作りつつ、アフィリエイトを取り入れて、購入に結びつくセールスライティングのスキルを磨きましょう。

正直ある程度時間と労力は必要で、すぐに結果が出るものではありませんが、専門性が高くセールスライティング力も高い記事を増やし、あなたのブログを良質なメディアに育てることで、段々と広告収入の効果を感じることができるでしょう。

 

6つのメリットの最大化、まずははじめのひとつから

意識するべき3つのポイントのひとつ目、「ブログのメリットを理解する」。
とはいっても、すべてを同時に成功させようとするのは大変です。

まずはひとつ目のメリット、「ライティングの練習になる」を最大化することを目指し、息切れしないペースで及第点の記事を量産することを目指しましょう。

 

 

Webライターがブログに書くべき内容

「自分の得意ジャンルを書くことで専門性をアピールできる」でブランディングについて書きました。
ここでは、どのようなジャンルを選択するべきなのかをお話します。

 

「今後受注したいジャンル」について書く

ひとことでいうと、「今後受注したいジャンル」について書くのがいいでしょう。
クラウドワークスなどの案件に応募するにしても、ブログを見た方から依頼を受けるにしても、ブログにそのジャンルについての良質な記事があればあるほど有利になることはいうまでもありません。
いわば、いままで完全に受け身の姿勢でwebライターをしていたのであれば、ブログで得意ジャンルをアピールすることにより、攻めの姿勢を取れるのです。

 

好きなことはあっても、得意とまではいえないという場合

好きなことはあっても、「専門性」などといわれると、気が引けるものですよね。
自分の知識がどのレベルなのかわからないですし、少なくとも自分より詳しい人はたくさんいると思える場合、得意とはいいづらくなるでしょう。

でも、大丈夫です。まったく問題ありません。
大切なのは、ブログと共にあなたの専門性も成長していくことです。

例えばはじめは、初心者向けの記事を書くといいと思います。そのジャンルに関して何も知らない人よりは、少なくともあなたの方が数歩先を行っているわけですので、抵抗はなくなるはずです。
また、あなたがそのジャンルを好きになったきっかけ、魅力を感じるポイント、好きで購入したものなど、あなたの視点やエピソードの記事を書けば、誰と比べるものでもない、独自の読み物となります。

ただし徐々に、もっと詳しい人にも楽しんでもらえる記事が書けるよう、そのジャンルにおける情報収集や勉強は普段からしておきましょう。
それをあなたのことばで書くことで、専門性とオリジナリティーを兼ね備えたブログに育てることができます。

 

好きなことが人気で、ライバルが多すぎるジャンルの場合

たとえばサッカーが好き、料理が好きなど、「好きな人が多いジャンル」をテーマにしようとすると、必然的にライバルも多いということになります。

この場合は、ニッチなキーワードと組み合わせて上位表示を狙いましょう。
例えば料理なら、国を絞る、食材を絞る、時短や便利テク、有名店のあのメニューの完コピなど、検索されそうなキーワードと組み合わせることで専門性のあるブランディングができます。

キャッチコピーをつけてブランディングするのもいいでしょう。
webライターではありませんが、人気料理ブロガーで著書も多い山本ゆりさんは、レシピ記事の冒頭に必ず

このブログは、どこにでもある材料で、誰にでもできる料理を載せています。

 

引用元:山本ゆりオフィシャルブログ

と書き、続いて

◆大さじ1杯の生クリーム、卵黄5個分などの「残りどうすんねん」という使い方
◆ローリエ、バルサミコ酢、ワインビネガー、バーニングマンダラー、備中ぐわ、千歯こき・・・

 

などオシャレな調味料や必殺技、農具は使いません。

 

引用元:山本ゆりオフィシャルブログ

などと笑いを盛り込みながら書くことを続けています。

人柄と共に、楽しそう、簡単そう、わたしでもできそうと思わせるブログで、つい他のページも回遊したくなります。

webライターが応用するのであればもちろん、「この人にこのジャンルの記事を依頼しよう」と思ってもらえるキャッチコピーをつけるのがおすすめです。

 

 

WordPressでブログを始めるべき理由

では、具体的にブログはどんな形で始めるのがいいのでしょうか?
大きく分けて、アメブロなどの無料ブログと、自分で開設するWordPressでのブログがあります。
おすすめは断然、WordPressで作るブログです。

理由は3つあります。

 

WordPressの知識がいる案件にも応募できるから

クラウドワークスなどを利用している方はご存知だと思いますが、WordPressの知識があれば応募できる案件の幅が広がります。
実は、WordPressに入稿する作業は、基本を覚えてしまえばそれほど難しいものではありません。
ですが、経験がなければいつまでも未経験のままですよね。

自分のブログをWordPressで立ち上げれば、そこでひと通りの基本操作を学ぶことができます。
自分のメディアも作れて応募にも活かせる、一挙両得的な知識なのです。

 

WordPressは無料ブログよりSEO的に有利な場合が多いから

昨今のSEO事情からすると、アメブロなどの無料ブログでは、SEO的に不利な場合が多くなってきています。

例えば、「1つのドメインにつき検索結果に表示されるのは5件まで」のようなアルゴリズムが存在しているとも考えられており、そうなると共通ドメインでブログを開設するのは不利となります。

一方、Googleの検索エンジン開発の責任者のひとりマット・カッツは以前、

「ワードプレスを選ぶことは、非常に良い選択です。
なぜなら、ワードプレスは、SEOに関する多くの問題を自動的に解決してくれて、SEO(サーチエンジン最適化)の手法の80%~90%に対応するように作られているからです。」
出典:Google検索の責任者やSEOの天才も認めるWordPressのSEO効果

Google検索の責任者も認めるWordPressのSEO効果

と公言しました。

またWordPressにはSEO対策のプラグインが多数開発されています。
WordPressはSEOに有効な施策を行いやすい、つまりSEOに強いブログに「作ることができる」といえます。

アメブロなどの無料ブログではドメインの面で有利であり、検索結果が上位になりやすいのですが、WordPressはSEOに有効な施策を行いやすい、つまりWordPressはSEOに強いブログに「作ることができる」といえるでしょう。

カスタマイズの幅がアメブロなどの無料ブログとは段違いなので、自分で試行錯誤することができ、結果SEOの本質を学ぶことができるのです。

 

独自ドメインのWordPressブログは、無料ブログ以上に資産になるから

アメブロなどの無料ブログは、自分のサーバで管理しているわけではありません。
規約に違反している記事を書けば、連絡なしで削除されることもありますし、何かの事情でブログがすべて削除されるなんてことも、可能性がないとは言い切れません。

WordPressブログは自分でドメインを取得し、自分でサーバを借りて開設するものですから、資産としての安全性はWordPressブログの方がずっと高いわけです。

 

 

Webライターはブログを始めた方がいい!

以上、webライターがブログを始める際に意識すべき3つのポイントについてお伝えしました。

ブログが効果を上げるために意識すべき3つのポイント

  • ブログのメリットを理解する
  • 書くテーマを選ぶ
  • 書くツールを選ぶ

 

ひとつ目の「ブログのメリット」は6つあり、

 

ブランド力アップ

  • ライティングの練習になる
  • 実績になり、資産にもなる
  • 自分の得意ジャンルを書くことで専門性をアピールできる

報酬アップ

  • ブログ経由でライティングの仕事を受注できるようになる
  • webライターにとって必須スキルであるSEO対策を理解できる
  • アフィリエイトやアドセンスで収益を得ることができる

です。

受注仕事とは別に、自主的にブログを始めるには時間も労力も必要です。
それらを無駄にしないために、はじめから3つのポイントを意識して、効果的にブログを運営すれば間違いなくいい結果を得ることができます。

この記事を読んで「やってみようかな」と思えたら、まずは3つのポイントについて自分の中で整理すること
そして次に大切なのは、とにかくブログを始めてみることです。

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